梅雨・雨のだるさを治すには?(上)

梅雨に入って

あ~、からだがだるい・・・

と感じていらっしゃる方は多いと思います。

梅雨に入ると、なぜ身体がだるくなるのか?
中国医学では、湿度と脾の関係で説明されます。

中国医学でいう脾というのは西洋医学的には、
膵臓とその働きを総称したものと、
ここでは、考えておけばいいでしょう。

膵臓の主たる働きは、

1)消化酵素を出して消化を促すこと、
2)インシュリンとグルカゴンの分泌によって糖代謝をコントロールすること

ですね。高校の生物でも出てくる話です。

1の消化酵素に関しては、食物の消化吸収の働きをよくすることですから、
栄養素の取り込み能力に関わってきます。

2のインシュリンとグルカゴンですが、これは糖代謝のコントロールですから、
エネルギーの産生と蓄積に大きく関わってきます。

以上は西洋医学の話ですが、
中国医学では、

過度の湿気は脾の働きの障害になる

と考えます。

大気中の湿度が高くなりますと、身体から水分が蒸発しにくくなります。
そうすると、身体の湿気が多くなります。
身体の湿気が「からだのだるさ」の原因のひとつです

そしてこの体内の湿気が脾の機能低下を起こさせます。
そうすると、消化酵素の出がわるくなるり、胃腸に負担がかかります。
またインシュリン・グルカゴンの分泌・抑制によるエネルギー産生能力が減ります。
そうすると「からだがだるく」なります。

この悪循環が起こるのが、梅雨の季節なんです。


梅雨のだるさを治すには?(下)

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