治療の裏ネタ


マッサージ 鍼灸 どちらがお勧め?

マッサージ 鍼灸 どちらがお勧め?
なんて質問されることがあります。

そういう方は

鍼ってコワイ
お灸は熱い・・・
だからマッサージを・・・

なんて方が多いですね。

マッサージが整体であったり、カイロプラクティックや指圧・あん摩
であったりしてもいいんですが、手を使った治療(手技療法といいます)と
鍼灸の壁はかなり厚い。

ひ弱そうな女性より、
コワそうな男の人の方が、治療に対しては恐がり・臆病だったり・・・
おもしろいんですよ。これが。

まあ、それはともかく、
「鍼灸と整体やマッサージなどの手技療法とどっちがお勧めか?」と聞かれても
ちょっと答えるのに困ります。
なぜなら

治療に何を求めているのか?
それぞれの手技療法の得手不得手
治療家の技量

いろんな要素がからんできますからね。

鍼灸はリラクゼーションから、
難しい病気まで、広範囲の病気に対応可能です。
ただしリラクゼーションなら、時間いくらのマッサージサロンの方が
気持ちよくって、雰囲気の良い部屋で施術してくれることが多いでしょう。
ところが、鍼灸は内臓を調節してリラックスを狙いますから、
こちらの方が長持ちします。
手技療法で内臓調節はかなり高度なテクニックですから、
普通のマッサージサロンでは受けられず、
そういったことを標榜している治療院で受けることになります。
できる人はかなり少ないので、いかにも職人、技術者、みたいな人が多ですね。
リラクゼーションは二の次みたいな考えの人が多いなぁ。

難病・難治患者さんと向き合っている鍼灸師は、そこそこいますが、
手技療法やっている人ではほとんどいません。
いたら、かなり腕の良い治療家です。

なんか、まあ、まとまりがつきませんが、

「マッサージ 鍼灸 どちらがお勧め?」って質問には。

リラクゼーションなら、お好みのところを。
治療なら、雰囲気にこだわらずに、職人さんの治療を、
どっちがお勧めは、何を目的としているか?誰の治療を受けるか?
でしょうね。

ん?答えになってないって、
だから目的がはっきりしないと、答えられないんですよ。


空咳(から咳)が治らない

カゼをひいてから、
咳が止まらない。
熱もないし・鼻水もない。 病院に行っても呼吸器系に問題なしといわれた・・・
喘息でもないし、アレルギーかも?とドクターに言われた・・・・
こんな方、いらっしゃいませんか?
私は、電車に乗っていたり、繁華街に行くと、
まわりの方の体調に注意が向かいます。 職業病ですね。

それはともかく、カゼの咳ではない方の体調が気にかかります。

カゼの咳なら、肺・気管支・気管の熱を落として、
肺に元気を与えてやれば止まります。
喘息は難しいですが、一時的にせよ改善します。
アレルギーなら、アレルギーの治療をしてやれば
改善します。

しかし・・・

治りきらん(ToT)
という患者さんが、ここ2~3年増えました。
なんでだろ~
って試行錯誤していたんですが、 いまいちだった(おっと、私の治療の裏ネタ)。

で、先日、師匠や兄弟弟子と雑談していたときに、
話題に出たんです。

弟弟子が

そりゃぁ黄砂じゃないですかねぇ・・・

おっ、そうか?で、治療法は・・・
カゼ・喘息・アレルギーなんか由来の咳との違いは、

解毒が必要ですよ!

って弟弟子に教えてもらいました。

むぅ、考えてみれば、黄砂で重要なのは、砂ではなくて、
黄砂に付着している有毒物質です。
支那の大気汚染はすごいですからね~

で、実験してみることに・・・
患者さんに?いや・・・

自分に・・・(;^^)v

実はここ二ヶ月以上収まらない、から咳に悩んでいたんですが、
師匠による秘伝の解毒ツボ!に鍼をしたら、
劇的に改善(^o^)/

このまま治りそうです。

黄砂対策のマスクも必要です。


より強力なマスクは・・・
粉塵・黄砂・花粉・ウイルスを含む飛飛沫物等を通さない! スポーツマスク


目が乾く ドライアイ

目が乾いて、ひどいときは痛みます。
こんな症状を訴えられる患者さんが大勢います。

当院は大阪のオフィス街にあり、
大阪地方裁判所も近くにありますので、
弁護士・司法書士・行政書士・税理士事務所なんかがたくさんあり、
設計事務所・ソフト会社などもいくつもあります。
いわゆる知的なオフィスワーカーがたくさんいて、
毎日、夜遅くまで、パソコンに向かって仕事をされていらっしゃいます。

パソコンを見ていると、瞬きの回数が半分以下になり、
下半身を動かさないので、下肢への血流が悪くなり、
冷えのぼせしてしまうので、肩こりもひどくなります。

このような症状を中国医学では肝血不足と呼びます。
「肝臓の血が足りない・・・」「貧血」というのではなく、

精神緊張・筋肉緊張でからだに伸びやかさがなくなり、
血行が悪くなり、上下の血流バランスも悪なる。

という意味です。

治療法としては、筋肉の緊張をほどき、
血流のバランスを調えてやります。
基礎疾患さえなければ、
一回で劇的に改善する簡単な治療です。

ただし、生活習慣が原因なので、
すぐに再発しやすいです。

そこで、

しばらくは継続的な治療を行い、
下肢をよく動かす、つまり少し早めに歩く時間を作る、
お酒を飲める方は、クコの実酒を作って毎日の飲む

というのを実践していただいています。

肝血不足はストレスによる、
血行不良と血流バランスがわるいので、、
よく歩く、よく身体を動かして
全身の血流をよくするのがミソです。

さらにクコの実酒。
クコの実は、杏仁豆腐などに入っている、
赤い小さなドライフルーツです。
目の疲れに非常に効果的な食べ物で、
甘い味がします。
中華食材店か漢方薬局に売っています。


そのまま食べても良いですが、
クコの実酒にするのが何倍も効果的です。

これをホワイトリカー一升に、
150~200グラムぐらい、
漬けておいて、一月くらい経ったら
ぐい飲み一杯分くらいを毎日飲みます。
ホワイトリカーは35度くらいありますので、
お酒に弱い方はお湯で割って飲むと良いでしょう。
おいしく作りたい方は、35度以上のお酒なら
なんでもいいので、好みのお酒に漬けるという手もあります。

クコの実は洗わずにそのまま漬け、
一ヶ月くらい置いてから飲みます。
ふやけたクコの実も捨てずに食べましょう。

ホワイトリカーは宝酒造の「ホワイタカラ」が、
品質がよいのでお勧めです。
保存用のビンが無い方は、ビン入りを買うと良いでしょう。

宝酒造 ホワイトタカラ ビン入り

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喉のつまりと息苦しさ 声が出にくい編

春になると、きまって、 息苦しくなって、 声が出にくくなる・・・・
そんな方がときどきいます。

予備校のカリスマ教師のAさんもそんなうちのひとりでした。
教員の彼は声が命。商売道具の声が出ないようでは仕事になりません。

このような状態に陥った原因を問診と、診察で探ってみました。

1)風呂は入らず、毎日シャワー済ませている。
2)朝シャンすること多し。
3)夕方から夜にかけての授業が多いので、慢性寝不足。
4)予備校には、年中エアコンが入っている。

症状を悪化させる原因となることがずらりと並びました。


身体が細くて胸膈の狭いAさんは、もともと肺が弱い体質です。
子供の頃、小児喘息があり、今でもたまに出るそうです。
中国医学的には肺腎陰虚といいます。
これば、精力が乏しくて深い呼吸ができず、猫背、
そして身体の興奮を鎮める元気と、
身体を潤わす元気が足りない状態です。
これが喉のつまりと声が出しにくい状態を作った体調です。

上に列挙した生活習慣は、
この肺腎陰虚を悪化させる生活習慣です。

1と2のシャワーですが、湯船に入らず、
シャワーだけで済ませることは、
体表の血行を無理矢理めぐらすので、
身体の興奮を静める力を弱めます。

夜は身体を静める元気を養う時間帯です。
このときに起きていると、
身体を静める元気を養うどころか、
消耗してしまいます。

さらにエアコン。
冬は暖気が上に溜まってのぼせ、冷気が下に溜まります。
そして室内を乾燥させます。
部屋をよく加湿し、サーキュレーターで空気を循環させてやると
冷気と暖気のバランスが保てますが、
そこまで対処しているところはなかなかありません。

治療は身体の興奮をしずめ、全身を潤わす治療をしました。
そして背骨・肋骨の動きをよくして呼吸しやすくしました。
治療後、その場でかなりの改善を体感いただけたようです。

ただし安定した体調を取り戻すには、継続的な治療と
生活習慣の改善が必要なので、それをアドバイスしました。


当院での治療はかしま鍼灸治療院HPをごらんください。

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喉のつまり・足が冷えて熱っぽい のぼせる編(下)


今回は、前回書いた、
喉のつまり・足が冷えて熱っぽい のぼせる編(上)
の治療編です。
これを治すには、下肢への血流を増やしてやること、
脳に集まって、滞っている血液を下げてやることです。


簡単な逆気なら、ご自身でできます。
足をよく動かすのがポイントです。

たとえば一時間くらい早足で歩く、
足湯・腰湯をじっくりする、

などで改善しますが、
強い場合は、骨格筋の血液バランスだけでなく、
内臓の組織の血液バランスまで悪くなっているでしょうから、
ご自身の力だけではなかなか治らないですね。

骨格筋の血液バランスの崩れだけなら、

頚から肩、肩胛骨の間にかけての緊張をとる、
腹部や下肢を温める

治療をします。
鍼灸だけでなく、推拿や普通のマッサージ治療でも
かなり改善できます。

ポイントは顔のほてりです。
顔のほてりが出てくると内分泌系の
異常も加わっていることが多いです。
ここで来ると、上記の治療だけでは無理です
鍼灸治療が劇的に効きますね。

いずれにせよ、治療方法にこだわらなければ、
半数以上の人は、一回目の治療でかなり改善します。

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喉のつまり・足が冷えて熱っぽい のぼせる編(上)

今回は、
OLさん、事務所で働くサラリーマンなど、
デスクワークが多い方に多い、
のぼせる感じが加わった喉のつまりを、
取り上げます。

前回の梅核気編と、喉のつまり感は同じなのですが、
梅核気が、

上(後頚部から肩)から押さえつけられる

感じなのに対して、

強い逆気による喉のつまりは、

下半身がなんだか、ふわふわし、
みぞおちから喉にかけてつまっている

感じです。
ひどくなると、
足がなんだか冷えるのに、
顔は熱い。

比較的体力のある人に起きやすいですね。
体力のないひとは、のぼせる前に下痢もしくは便秘します。
下痢の方が多いです

逆気は血流の上下のバランスが崩れることによって起こります。
デスクワークは、一日中座っているので下肢へ行く血流が減ります。
よく身体を動かすと、下肢の筋肉が緊張・弛緩を繰り返しますが、
これは血液循環をよくするポンプの役目をしています。
座っていると、このポンプ作用が行われないので、
下肢の血液循環が悪くなります。

それと反対の状態にあるのが上半身、特に脳です。
デスクワークは脳を盛んに働かせますが、
身体全体に対して脳はかなり小さいのに、
エネルギー消費量は非常に大きいです。
脳のエネルギー消費に対応するために、
血液をたくさん送ってやらなければなりません。
こうして頭、上半身に血流が集まってきます。

これが、逆気の基本的原理ですね。

じゃあ、治療はどうすればいいのか、これは次回に述べましょう。

喉のつまり・足が冷えて熱っぽい のぼせる編(下)

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喉のつまり・異物感 梅核気編

ときどき、喉がつまって苦しいことがあるんです~

最近、喉のつまり、異物感、いがいが、痛み、
などについてのお問い合わせや患者さんが増えました。
原因はいろいろありますので、何回かに分けて考察してみましょう。

喉のつまり感・圧迫感があり、
呑み込もうとしても飲み込みにくく、
痰があるように感じるか実際はない、
などの症状があります。


心配になって、病院で精密検査を受けた、
しかし原因が分からない、
こういうときはヒステリー球と診断されます。
ヒステリー球は内科的診断名で、
耳鼻科では咽喉頭異常感症と呼ばれます。

西洋医学的には神経症の一種のような扱いを受けたりして、

なんか嫌だな~

って思う方、多いんじゃないなぁ。

中国医学では、梅核気と呼びます。
「梅の種がつまったような状態」なので、梅核気です。


教科書を読んでみると、女性の方が多い傾向にあるって
書いてますが、実際、ウチに来られる方を見ていると、
まあ、確かにそんな感じを受けます。

起きやすい性格的傾向みたいなのがあって、
神経質、完全主義、責任感強い、努力家、
なにごとにも細かい人あたりかなぁ。

女性は更年期にも多いです。
男性は働き過ぎで、ストレスが多い人。
特に、根を詰める仕事の人が多いですねぇ。

西洋医学的には手こずることも多いですが、
中国医学的にはさほど難易度が高い疾患じゃありません。

梅核気は、直接的には筋の緊張が多いので、
頚から肩にかけての緊張を緩めてやる必要があります。
が、それはストレスの治療と関係づけてやるのがミソ。

中国医学的には七情の治療ですね。
七情というのは、「心の乱れ」とでも思っていてください。

ウチでは鍼でも推拿(中国式整体・マッサージ)、
どちらでも対応可能で、

鍼はコワイんじゃぁ~

っておっしゃる方(男性に多いんですヨ)には、
推拿で治療いたします。

大多数の方は、一回目で症状の改善を体験していただける
と思います。まぁ、一度、試してみてください。


奥歯と、おくの歯茎が痛たみ、疲れると顎関節まで・・・

虫歯でもないのに、
歯茎が浮いたようになって歯に違和感が出たり、
痛んだりすることがあります。
ひどくなると、
顎関節がカクカクしてかみ
合わせがおかしくなったしすることがあります。
ときどき歯ぐきが痛んだりすることもあります。

歯医者さんに行っても虫歯じゃないし、
歯肉炎でもなく、
治療してもらえずに
不快感だけ残る・・・

こういう事ってありませんか?

中国医学的には腎虚がまず疑われます。
腎虚の腎とは腎臓そのものではなくて、
元気の底力と、取りあえず思っていてください。

あごまで来た場合は脾虚もあるかも。
脾虚の脾は活動の元気でしょうか?

腎の元気の底力と、脾虚の活動の元気は何が違うか?

腎の元気は、身体がもともと持っている元気で、
身体をしっかりさせる力です。
持久力であったり、
骨の丈夫さや関節の強度であったりします。
他には精力であったりとか。

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脾の活動の元気は、
食物を消化・吸収・代謝して、
活動エネルギーを取り出す力です。
主として胃腸の元気、
それから筋肉に力が入るかどうか。

専門的にはいろいろあるんですが、
ここではそれくらいに思っておいてください。

で、歯ぐきの話にもどります。
歯ぐきが浮いたような、
ぐらぐらするような感じは、
腎の身体をしっかりさせる、
関節を構成させる骨と靱帯を、
しっかりさせる力の衰えから生じます
(歯と歯ぐきは関節じゃないですけど、
似たような関係です)。

治療のポイントはまず腎気を高めることです。
鍼灸治療は腎気を高める治療をします。
まあ、精力回復の治療といってもいいでしょう。

養生法としては、

日が変わるまでに寝る、
寝る時間を長くする、
セックスを控える、
香辛料を控える、

などです。
それから音波歯ブラシで、
歯と歯ぐきを、よくブラッシングすることです。
コツがあって、歯医者さんでよく教えてもらうといいです。
私は下手で、歯医者の歯科衛生士さんによく怒られています。

お勧めの音波歯ブラシは、フィリップス社のソニッケア。

ちょっと高いけど、磨き上がりが全然違います。

さて、顎関節のカクカクですが、
これは腎虚に脾虚が加わっていることが多い。
脾虚になると、筋肉に力が入りにくくなるので、
顎関節がしっかり固定されなくなっていることが多いですね。

顎関節症までくると、頭蓋骨の状態も診て、
必要なら頭蓋骨の関節調整が必要かな?


ツボの本を買ったんで、よく効くツボ教えてください!

ツボの本を買ってやってみたんですが、 効きません!
とか
腰痛に効くツボ教えてください!
なんてことをよく質問されます。

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治療院には健康上、なんらかの症状で
悩んでこられるんですが、
ツボを自分で押すなり揉むなりして
治ればいいですよね。
『××を治すツボ療法』
なんて本がたくさんでていますね。

雑誌なんかでも、
部数を稼げる特集記事のようで、
女性雑誌ではダイエットや冷え症対策が
特に好まれますね。

うん、だから××を治すツボを
たくさん公開すれば、みんな健康になれる・・・

はずですが、

××刺激したら治った!
なんて話を聞いたことがありますか?

まあ、たまにはあるかもしれませんが、
圧倒的少数でしょう。

私は、患者さんにこう答えてます。

そんなんで効くのなら私ら別にいなくてもいいでしょ。

まあ、素人さんが××刺激して治るように
身体ができているのなら、
私らプロ --- 無資格業者もいれて何十万人? --- もいらないでしょ。

どこかのツボを刺激して効果を上げるには、
レベルの高い治療理論と治療の技術に乗せて、
はじめて効果がでるもんなんです。

私がまだ見習いの頃、

師匠と同じツボを使っているのに、
なんでこんなに効果が違うのかぁ~!

って、いつも思ってました。
今、鍼灸師なりたての人もたぶん思っていると思います。

何が違うかというと、きちんとした治療理論に乗せて
患者さんを診察・分析するレベルと、治療目的を実現
させる技術が熟練者と初心者では全然違うからです。

そもそもツボなんて、患者さんによって、
また、同じ患者さんでも季節や体調によって、
微妙に位置が違ってきます。
効果が上がる深さや刺激の仕方も変わってきます。
それを身につけたのがプロなわけです。

だから効果を上げるツボの場所を特定するのも技術です。
基本的に、決まった場所はありません。

ですから「××を治すツボ」なんてテレビや雑誌なんかで
紹介しているのは、自分を売り込むため、
あるいは雑誌や本を売るための商売なんだなと思って
相手にしないでください。

ただし治療家が、

毎日このツボにお灸をしてください。

とか、
毎日このツボを、
こんなふうに揉んでください。

みたいに指導することはあります。
そして効果を上げることはよくあります。

それは患者さんの身体を拝見して、
治療家の治療システムの上だから
効果を上げることができるのであって、

××にはこのツボを刺激してください。
というのとは違います。

まあ、治療家に教えてもらった治療ポイントを
確認するために本を買うくらいにしておいてください。

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医は算術なり!良い治療家を見つけ方

このあいだ、兄弟弟子と業界の景気について雑談。

世の中不況で、財布のヒモも厳しくなってきて、
自費治療のリラクゼーション系治療院は、
経営がかなり厳しい。

心斎橋で仕事をしている弟弟子によると、
あのあたりのマッサージ屋さんはディスカウント合戦で
一時間3000円切っているとか。
なんか牛丼屋さんなみのディスカウントだが、
治療院なんて、一日にさばける客数が限られているんで、
薄利多売というわけにはいかない。
「共倒れにならんのかいな?」と、心配になる。
(実際はアンタらの方がヤバいんじゃ?というツッコミはなし)


自費治療系で持ちこたえているのは、
ちゃんとした治療ができるところ。

不景気になったとき、患者さんの行動は二極分化する
という予測するは、だれでもするだろう。
(しないのは最低限の経営感覚がないということ)。

つまり、保険で安くできるところへ行くか、
高くてもきっちり治せるところへ行くかだ。

病気で切羽詰まっていたら、仕事にも差し支えるわけで、
金銭的には多少無理をしても、きちんと治せるところへ行く。

私も持病を鍼灸で乗り越えたから、
そういった患者さんの気持ちはよく分かる。

ただし、治せる治療家は儲からない。

整体業界で年収2000万!の成功法則

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最近も、自賠責の患者さんについて同業者とこんな雑談をした。

みんな頑張って「治せる治療家」をめざしているのだが、
われわれのところに、他院の治療に見切りを付けて来られる
自賠責の患者さんがけっこういらっしゃる。

患者さんを診察してみると

どんな治療をしていたんや?

てな例が多い。

自賠責の患者さんは、治療費が保険会社持ちであり、
国の制度として認められているので、適応を拒否できない。
治療費は通常より高めに設定できる。

ということは、

できるだけ、患者さんを来させよう(^▽^ケケケ

てな心理が働いて、治療するフリをしているような
ところが結構ある。

たとえば、自賠責で多いのはむち打ちの患者さんだが、

頚部をあたためて牽引、あとで局所マッサージ

そして
毎日来てね~(^^)/~~

みたいなところがホント多い。

接骨院や鍼灸院に来る自賠責患者さんは
二週間から一ヶ月くらい経てば自然治癒するような人も
多いので、治療家が積極的に治そうとせずとも、
毎日のように治療院に行けば
治してもらったように誤解してしまう患者さんもたくさんいる。
治療院にとれば、そういう患者さんが非常にオイシイ。

ところが職人気質の治療家は、

金よりいい仕事!

ってな人が多いので、
患者さんを20回通わせて、
その分の治療費を保険会社に請求しても
文句が言われないような症例を、
数回で治してしまったりする。

まあ、こういう職人気質の治療家は
目立たないけど、それなりにいます。

そういう治療家に限って営業下手で、
ネットではなかなか探せない・・・
なんてことで、患者さんも出会う機会が
少なかったりします。

ん?

ホンマかいな!?

だって?

ウソちゃいまっせ、ホンマでっせ!

医者にno!と言うための55の知識